10.舞姫

作词:松本隆
作曲:吉田拓郎

雾けむる瓦斯灯の火が
君の瞳の泪を照らすものすべて灰色の街
ぬぎ舍てた靴だけ红いよ 「死にましょう」
ため息まじりの冗谈に
「死ねないよ」 年月だけがあとずさる

舞姫舞姫 都会の夜を今 驱け巡る
恋という名の舞踏会

舞姫 君は手足が 舞姫 そう折れるまで
踊りつづけるつもりだね

鞄へと梦をつめこみ 君は来た
このみぞれ街 三日后に东京湾から
吹く风に发も冻えた 「爱しましょう」
心を绞って叫んでも
「爱せないよ」 颜をそむける人ばかり

舞姫舞姫はじめて君を见た
居酒屋で泪相手に踊ってたね

舞姫 不幸は女を 舞姫 美しくする
男をそこにくぎづける

透き通る硝子の肌を抱きしめて
あたためたかった でもそれが优しさなのか
爱なのかわからぬままに「死にましょう」 女の瞳の切っ尖に
「死ねないよ」 淋しさだけが押し默る

舞姫舞姫君の寝床にレモンを置いて
今夜远くに旅立つよ

※舞姫 人は死ぬまで 舞姫 运命という
糸にひかれて踊るのさ※

(※くり返し)